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RECRUIT採用情報

苦しみもがき続けたその汗は
いつか結果となり、自信となる。
答えのない問いを
今日も解き続ける。

生産技術部 部長 
駒井 公輔さん

#中途採用 #石川出身
【出身大学】富山大学工学部機械知能システム工学科→富山大学大学院理工学部機械知能システム工学 卒
【キャリア】機械設計のエンジニアとして技術開発(8年)→小松電業所 生産技術部配属

INTERVIEW 01社員インタビュー

仕事内容を教えてください工場全体をマネジメントする。

部長職なので定型業務というものはあまりないのですが、一言で云うならば“お客様からのご要望を製品というカタチにする仕事”をしています。お客様と図面データのやり取りをしながら提案をしつつ、いかに効率よく実際の製品にしていくのかという「工程設計」を行っています。試作品を積み重ねながら、製品をたくさん作る量産ラインがうまく流れるように、工場設備や治具などの生産の仕組みを統合的に創っていく業務を統括しています。また、節目節目には工場全体のレイアウトの検討とそれに対してどんな設備を導入するかを考案することもあります。各部分に入りこんで業務をするのではなく、各チームの業務の方向性を決めて、それぞれの担当者が割り振られた仕事を行えるように進捗状況の確認をするという仕事です。

カタチのないものを
カタチにすることの難しさ。

このように生産技術部の業務というのは、つねに実物が無い所からのスタートになります。だから難しいのは当たり前で、無いものを自分達なりに創造しなければならないというある種の“過酷さ”があります。それに加えて新規の製品の立ち上げを行うときは、現状の製品の生産量を落とさずに維持していく兼ね合いも並行して必要になっていきます。PDCAサイクルを常に回しながら、現場のチームとコミュニケーションをとりながら、いかにして新規の製品を創り上げていくか?そういうところが一番のポイントになってきます。具体的事例で言うと、「エンジンフードの生産性向上プロジェクト」があります。エンジンフード(建設機械の外装部品)と呼ばれる製品の工程をうまく流して、これまで以上の生産性を目指すプロジェクトでしたが、当時入社4年目の若手社員をプロジェクトのリーダーとして任せ、製造部・品質保証部・管理部など関係する部署と連携をしながら全体の工程を理解して臨む必要がありました。産業ロボットを1台導入しただけで単純に生産効率が上がるというものではありません。そもそもこの設備を導入したら何%の作業が改善できるか?という想定データに基づいて導入が決定されなければなりません。

仕事で大変だったことや苦労したことはありましたか数値とデータ分析と
諦めない熱意が、成功の鍵。

プロジェクトを成功させるためには、何度もデータを取り、データベースに基づいてグラフ化し、ラインピッチの結果を見ながら繰り返し分析する必要がありました。これまでの勘や感覚ではなく、あくまで数値やデータを大切にしてプロジェクトを動かしました。しかし、このように入念に計画をたて用意万端で導入しても、成果が上がらないことが多々ありました。産業ロボットを新しく導入してもライン全体へのひずみが生じたり、想定していたロボットのパフォーマンスを出せなかったり。当初、それが要因で納期が間に合わないというトラブルも発生しました。しかし、どのような状況においてもその中に何かしらの要因があり、対策を講じる事は出来るはずです。そう心に決め、諦めずに熱意も持ってプロジェクトを進めました。その結果、遂に2時間に1つしか生産出来なかったエンジンフードが1時間で出来るようになり、受注台数によっては夜勤のライン稼働が必要だったのが、少しの残業だけで済むようになりました。最終的な数値としては約20%の生産性が向上しましたし、現場の社員からも依然と比べて働き方がとても改善されたという声を聞くことが出来た時は、本当に嬉しかったです。

どのような人と働きたいですか生産技術者に求められる力は
まず、人間力。

生産技術部は新しいことをどんどん行っていく部署で、答の無い問いを常に突き付けられ、それを解決していく部署というイメージがあると思います。まさにその通りで、その手探りの状態の中で自分なりの解を見つけるためにトライ&エラーができる、タフネスさや熱意が何より重要です。 ただ、そんな人間力だけでは解決しないことの方が実際多いのも確かです。溶接・設計・図面・製造ライン・産業ロボットなど、思いつくだけでも幅広い知識が必要です。さらに現場の人とのコミュニケーション能力も課題解決という点に於いて、とても重要だと思います。そのような人間力と幅広い知識とコミュニケーション能力を応用させて意欲的に働ける人と、一緒にプロジェクトを進めていけたらと思います。また、自分自身の目標としても、プレイングマネージャーとして部下をいっそう育て成長を促していきたいと思っています。そうすることで、会社全体が強くなっていきます。自分も全力でサポートするので、皆さんも全力で向かってきて欲しいと思います。

小松電業所の魅力について教えてください チャレンジ!
それがDENGYOカルチャー。

私は中途入社でDENGYOに入りました。企業理念にも掲げている「挑戦しやすい環境」というカルチャーは非常にあるなと思います。塚林社長自身が変化に対して前向きな方ですし、会社全体でその方向性を持っているメーカーは県内の中小企業ではなかなか無いのではないでしょうか。 社員個人単位でも、理由を明確に持ってやるべき妥当性を会社に説明できれば、チャレンジ出来る環境だと思います。何より大企業メーカーと違うのはこのポイントでしょう。若いうちから経験できて色々任せてもらえることは、非常に今後のキャリア的にもプラスになると思います。是非、そういう向上心を持った方がDENGYOで働いてほしいですね。