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RECRUIT採用情報

失敗は存在しない、あるのは
フィードバックだけ。
コーチングの経験を活かして、
誰もが活き活きと働ける環境を
つくりたい。

電装部 部長 
山田 リマ ウェリントンさん

#電装部 #中途採用 #ブラジル出身
【キャリア】精密鋳造メーカー勤務(18年)→ 大規模修繕工事会社勤務(1年)→ 小松電業所 電装部副部長配属 → 電装部 部長 

INTERVIEW 06社員インタビュー

入社前のキャリアについて教えてくださいマニュアルづくりと人材育成に
かかわってきました。

“前職”と“コーチング”という2つの点からお話させてください。まず“前職”についてですが、埼玉のゼネコンで現場監督をしながら職業訓練学校立ち上げの活動をしていました。大手設計事務所に技術的な指導をいただきながら、現在弊社でも使用している「Teachme Biz」というソフトを用いて現場作業員の実際の作業を手順化し、職業訓練学校で使うマニュアルづくりを行っていました。 並行してかかわっていたのが“コーチング”です。仕事のかたわらPHP研究所でコーチング・組織開発・人材育成を学び、現場で研鑽を積みました。ある日、自分がサブコーチ役をつとめた「コーチング啓発セミナー」にDENGYOの若手社員が参加していたのです。意欲的に取り組んでいる姿をみて、とても将来が楽しみで頼もしいなあという印象を持ちました。それがDENGYOとの出会いです。(笑)その後、塚林社長と何度かお会いする機会を得て、妻の実家もある石川県のこの会社にご縁あって入社いたしました。

現在の仕事内容とやりがいについて教えてくださいいちばんの仕事は、現場の社員の声を聞くこと。

現在は主に電装部の生産管理、そして営業業務や部署内の環境改善をおこなっています。生産管理については納期・出荷・人・売上の管理全般を行い、営業に関してはクライアントへの見積もり作成や納期の調整などです。また毎日、現場に入って社員に声掛けし、さまざまな要望を聞いて部署内の環境改善に努めています。 一番達成感のあった仕事は、ある制御装置の生産ライン改善プロジェクトです。これまで製造過程の中には電線を切る大きな鋏(はさみ)を扱う重作業があり、男性じゃないと行えませんでした。また、圧着端子という電動工具は熱を帯び易いため再使用に時間がかかり、効率的でありませんでした。そういった様々な多くの問題点一つ一つに着目し、試行錯誤を重ね、チーム全員で改善を図っていったのです。 結果、かかった設備投資費を一ヶ月で回収する程、見ちがえて効率性や生産性が向上しました。リードタイムが2週間短縮され納期への対応が容易となり、さらに社員の作業ストレスや残業時間も大幅に減少しました。 この改善プロジェクトの成功は、「真にチーム一丸となれたからこそ」と言えます。現場から上がった悩みや不満の声を“改善ポイント”としてポジティブに考え、トライ・アンド・エラーで根気良く、まとめあげてくれた主任たち。私自身も社内外の調整ごとや機材の検証に少なからず貢献できたと思います。“オール電装部”として一つの方向を向き、瞬発力を発揮したプロジェクトでした。その年の社内QC大会でも優勝し、“個”ではなく“チーム”で働くことに重きを置いていた私にとって、とても誇らしいトロフィーをいただきました。

コーチングのこと、詳しく教えてください人の想いや行動や可能性を、引き出す。

私の好きな言葉に、「失敗はない、フィードバックがあるだけ。」というものがあります。何事もうまくいかなかった時に、多くの人は「失敗してしまった!」と感じてしまうことが多いと思います。しかし、冷静に考えてみると起きた事は「失敗」ではなく、「フィードバック」でもあります。どのような結果であってもポジティブに捉えることが出来れば、それは次に必ず活かせるのです。起きたことや事象に対して私の物事の見方が変わったのは、コーチングの学びと実践からです。 また、“コーチングは引き出すもの”と常日頃考えています。一方的に教え伝えるのではなく、一緒に働く仲間の考えや想いを引き出すことがコーチングの大切な役割です。“どのようにして社員のモチベーションをあげるか?”を個人単位、チーム単位、部署単位で考え、それを私はもちろん課長クラスも主任クラスも実行することで、はじめてチーム全体が活き活きと働けると思うのです。

どんな会社、部署をつくっていきたいですか?異なる個性を認め合い、
仕事の楽しさを共有したい。

1日が終わったときに、「今日は楽しかったな」と思える会社にしたいですね。8時間が就業時間だとして1日の1/3は会社で働くわけで、要は人生の約1/3は会社で過ごすということです。私は“生きる”ということの価値の絶対的な指標は“時間”だとも考えています。そういう意味では、「今日も頑張ったな」「楽しかったな」と思える職場環境は、豊かな人生をおくる上で絶対必要な条件ではないでしょうか?また、家族や大切な人に自分の会社や仕事について胸を張って伝えられることも、大事なポイントだと思います。 私はブラジル人の父と日系二世の母から生まれ、幼少期もブラジルで育ちました。父の仕事の都合で来日して以来、日本で学び働いてきたなかでいろいろの出来事がありました。だからということではないのですが、誰もが皆、理想とする“楽しく働きがいのある職場環境”のためには、外国人のような自分と異なる文化や価値観をもつ人を排除してはいけないと思います。お互いが異なるのは当たり前で、その個性を受け入れ認め合うことこそ大切です。色々の個性が混ざり合い、お互いの長所を活かすことが出来る「多様性」のあるグローバルな会社を創っていきたいと考えています。